~緩勾配編~屋根の角度のメリット・デメリット
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屋根の角度によって、メリットとデメリットがあること、ご存知でしたか?
屋根のリフォームや雨漏りの際に役立つかもしれません。
この機会に自分の家の屋根のメリットとデメリットを把握しておきましょう!
今回は緩勾配編です!
屋根の角度について
まず、屋根の角度は一般的に3タイプに分けられます。
急・並・緩の3タイプです。
それぞれの角度は
急:約31°以上
並:約16.7°~26.6°
緩:16.6°以下
のようになっています。
自分の家の屋根はどれに当てはまるでしょうか。
緩勾配のメリットについて
緩勾配は雪国で多く使われています。
そんな緩勾配のメリットは、下記の3つ。
①風の影響を受けにくい
屋根の頂上部分が低くなるので、風の影響を受けにくく、突風が吹いても影響としては小さいです。
②施工価格を抑えられる
屋根面積が狭いので、その分価格を抑えられます。作業もしやすいため、人件費も削れる場合があります。
③落雪などの被害が抑えられる
雪国で多く使われる理由がこちらですね。傾斜がないので、落雪での隣家への影響が防げます。
緩勾配のデメリットについて
一方デメリットが3つあります。
①耐久性が落ちる
落雪などを防げる分、雨などが溜まりやすくなります。そのため、雨水が染みやすくなり、耐久性が落ちがちです。雨漏りなどもしやすくなってしまいますね。
②デザイン性に欠ける
地上からみた場合、屋根があまり見えないので、デザインを楽しむことが難しくなります。
③断熱効果が期待できない
屋根と天井のスペースが狭くなるので、断熱効果が期待できません。
以上、いかがでしたでしょうか。
今の屋根の特徴を知っておき、リフォームの際の参考にしてください!
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